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協働団体|2019年~2020年度

プロジェクトを支える団体を紹介します。

生物多様性の保全を目指す協働団体を公募し、審査基準に基づいて決定した下記の団体とともに市民参加型で取り組むプログラムを実施しています。

貝殻浜生物調査隊 (神奈川県横浜市鶴見区)

貝殻浜生物調査隊は都市河川鶴見川の下流域で、生きもの調査や自然観察会を実施しています。毎月第一日曜日潮位に合わせた時間での調査活動と、春から夏にかけてのお魚とりや秋のハゼ釣り大会など能力環境教育体験を中心に活動しています。NPO法人鶴見川流域ネットワーキングと連携させていただき、アユの稚魚の調査やシラスウナギの調査も実施しています。

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都市河川鶴見川の驚くべき生物多様性を、あなたも是非体験してみませんか?みなさまのご参加お待ちしています!!

NPO法人 里山倶楽部 (大阪府松原市)

里山倶楽部は1989年から30年来、里山保全活動に取り組んできました。「新しい“里山的”生き方・暮らし方の提案」をコンセプトに、森づくり活動、棚田保全、環境教育、人材養成、木質バイオマスエネルギーなどさまざまな切り口で、ボランティアだけでなく、はたらくことや暮らしの場まで、それぞれが自分らしいスタイルで、里山と係わることのできる活動を展開しています。

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動植物の調査や記録をもとに、多くの生き物でにぎわう里山づくりをすすめていきたいと思います。

NPO法人 三段峡-太田川流域研究会 (広島県安芸太田町)

私たちは、都市と田舎の豊かな関係をつくる観光を発展させ、100年後まで生物多様性と美しさが保たれる山里を目指します。物見遊山の観光地だった『三段峡』を野外博物館と位置づけて、自然や歴史を調べ、伝える活動をしています。また、地元の小学生や中学生へふるさとに誇りを持って生きるための人材育成を行っています。

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絶滅危惧種に指定された動植物18種のいる生物多様性が豊かに保たれた深入山で、楽しく体験し自然を守る気持ちを育み、未来に自然豊かなふるさとを伝えていきたいです。

公益財団法人高知県牧野記念財団 (高知県高知市)

高知県立牧野植物園を管理運営する牧野財団は、高知県の植物の調査、研究と保全活動を、植物調査ボランティアと協働で実施しています。2016年~2019年には高知県の外来植物調査に取り組み、外来種植物調査報告書を発行しました。特定外来生物防除活動を継続して行うほか、身近な自然を調べるタンポポ調査など、自然と親しくなるきっかけづくりをしています。

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皆さんと一緒に、体験型プログラムを通じて、ふるさとの自然を知り、守り、伝える活動をしていきたいと思います。

環境ネットワーク「虹」 (福岡県福津市)

環境ネットワーク「虹」は「つなぐ」をキーワードに、五感で自然とふれあい体でエコロジー(生態学)を学んで「自然感覚」を育む森のムッレ教育、無農薬の田んぼビオトープ、生き物調べ、リーダー育成等の活動を行っています。幼児期からのESD(持続可能な社会の担い手づくり)を推進し、人と多様な生きものが共に大切にされる地域作りに貢献したいと考えています。

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子どもたちと里山や田んぼなどの生きものを発見して地域の生物多様性を発信し、未来につなぐ市民を増やしたいです。