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医療の知識を活かし、「寄り添う提案」をしていきたい人を知る

矢田 貴義

大学で医療系の勉強をしてから、3年間付属の病院で勤務。その後、企業に健康診断を提案する営業職を経て、中途入社したのが矢田さんです。現在、3年目。持ち前の医療の知識をベースに、医療情報技師の資格も取得し、「寄り添う提案」をしていきたいと語る29歳です。

6つの質問からひもとく「仕事」と「人物像」

どんな仕事?

病院や診療所のお客様に課題をヒアリングし、電子カルテをはじめとする医療ITソリューションのご提案をするのが私の仕事です。メインの電子カルテの他、栄養管理システムや血液検査などの結果を管理する検査システム、顔認証で保険証を確認するオンライン資格管理システムなど、他ベンダーと協力の上、全体をトータルコーディネートして、ご提案から見積、注文、さらには検収まで営業として一貫してサポートしています。

やりがいは?

当社は限られた製品の中からご提案するのではなく、マルチベンダーとしてさまざまなベンダーの製品を自分の裁量で選定できます。病院のさまざまなスタッフの方と密にコミュニケーションを図りながら、どういうソリューションをご提案すればお客様の要望にフィットするかを考えるのは、営業として非常にやりがいを感じる部分です。特に、お客様が求めるものをご提案し、感謝の言葉をいただけた時はこの仕事に就いてよかったと感じますね。

日々努力していることは?

お客様の意に沿わないご提案をして、お叱りを受けたことがあります。それ以来、価格を低減したいのか、機能拡充をしたいのかなど、「お客様が何を求めているか」をしっかり汲んだ上で、それを上回るご提案ができるように心がけています。ともかくお客様先は「命を取り扱う現場」ですし、大切なことを取り逃がさないようにというのは常に意識していますね。まだまだシステムやITの知識は足りないので、今後も都度勉強しながらやっていきます。

なぜこの会社を選んだか?

前職では健康診断を企業にご提案する仕事をしていました。その経験を活かし、医療のシステム関係にも携わってみたいとの想いから、当社を志望しました。他にもいろいろな会社を検討したのですが、単一のシステムばかりで、なかなか全体をトータルコーディネートできるところはなく、当社はキヤノングループとしてのブランド力に加え、さまざまなシステムをマルチベンダーとしてご提案できることに魅力を感じました。

ありたい姿今後の目標

私個人としてはまだ電子カルテ自体を大きく受注したことがなく、ご提案から検収までを一人で行えるようになることを目標に頑張っています。それにはお客様との信頼関係が重要となってきますので、いつも気配りを欠かさず、どんなに小さな案件でも誠実に対応していきたいですし、人間性も含めて私を選んでいただけるよう、努力を続けていければと思います。強みである医療の知識を活かして、お客様に「寄り添う提案」をしていきたいですね。

休日の過ごし方

結婚し、娘が一人いるのですが、休みの日は家族で過ごす時間を大切にしています。私自身、水族館やテーマパークに行くのが好きなので、そういうところによく出かけますね。当社は通常の土日休みや夏季休暇・冬季休暇の他、有給休暇も取りやすいです。スケジュールを見て、お客様への提案がない空き時間があれば、比較的自由に休みをもらえるので、適度に気分転換をしながら、いつもフレッシュな気持ちで仕事と向き合えます。