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「電動自転車」を利用し“サービス活動とエコ活動”を両立

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンシステムアンドサポート(以下、キヤノンS&S)のカスタマーエンジニア(以下CE)は、キヤノン製オフィス向け複合機・プリンターなどの設置・保守などのサービス活動を担っています。今回は、サービス活動に「電動自転車」を利用しているキヤノンS&Sの取り組みをご紹介します。

首都圏・近畿圏を中心に電動自転車をサービス活動に利用

キヤノンS&Sでは、CEの移動手段として、2004年から「電動自転車」の導入を進めてきました。首都圏・近畿圏を中心に、約300台の電動自転車を日々のサービス活動に利用しています。

電動自転車は、自動車・三輪バイクに比べて小回りがきくため、お客さま先への訪問時間が短縮されるなど、顧客満足度の向上とサービス活動の効率化に寄与しています。また、自動車・三輪バイクからの切り替えなどにより、ガソリン使用量、CO2排出量を削減しています。

電動自転車の弱点を、「SSカー」導入で解決

電動自転車の弱点は、お客さま対応に必要な交換パーツを運びきれない場合があることです。この課題に対して、キヤノンS&Sでは、交換パーツを積んでサービスエリアを巡回する車両「SSカー」(サービスサポートカーの略称)を導入し、電動自転車でお客さま先に向かったCEに機動的に交換パーツを届けています。これにより、機器の復旧時間が短縮されるなど、サービス品質向上につなげています。また、交換パーツの梱包材を段ボールからリユース可能なプラスチック素材に切り替えることで積み荷をコンパクトにし、より多くの交換パーツを運べる工夫もしています。副次的な効果として、電動自転車の安定性が高まり、操作性の向上にも寄与しています。

  • 首都圏・近畿圏の一部エリア中心に導入しています。

今後もキヤノンS&Sでは、電動自転車の積極的な利用を通じて、“サービス活動とエコ活動”の両立を実践していきます。

社員の声:都内のサービス活動には「電動自転車」は欠かせません

都内でのサービス活動においては、渋滞や駐車場探しに悩まされてきましたが、電動自転車の導入により、交通事情などを気にすることなく、いち早くお客さま先を訪問し機器の修理をはじめられるなど、今まで以上にサービス活動に専念できるようになりました。また、春と秋の「全国交通安全運動」の期間中には、東京駅周辺の交差点で、交通安全を呼びかけています。地域の一員として、交通安全活動にも積極的に参加していきます。