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ネットワークスキャナーにおけるランサムウエア「WannaCry」の影響と対応策についてお知らせ

2017年6月26日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

ランサムウエア[WannaCry]に関する影響

キヤノンネットワークスキャナー「ScanFrontシリーズ」においては、「WannaCry」に関する脆弱性がないことを確認しております。

ただし、「SMBv1 を無効にする」対策を送信先であるPCやWindowsサーバー側で実施した場合、キヤノンネットワークスキャナー「ScanFrontシリーズ」でもSMBv1を使用した送信ができなくなる可能性があります。

上記対策を実施した場合、SMBv1を使用した送信ができなくなる可能性がある商品

ScanFront400、ScanFront330、ScanFront300P、ScanFront220Pのキヤノンネットワークスキャナー)

影響が出る機能

  • Scan To Folder(SMB送信)機能

対応策

No 回避方法 備考
1 他のプロトコルを利用する。
  • Scan To FTP
  • Scan To e-Mail
  • Scan To Folder(WebDAV送信)
Scan To Folder(WebDAV送信)の対象機種は、ScanFront400のみ
2 ScanFront Serviceを用いて送信する。
条件:ScanFront Serviceが動作しているPCが、SMB v2/v3で送信することが可能な場合
対象機種:ScanFront330、300P