サステナビリティ経営の考え方と体制
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キヤノンMJグループにおけるサステナビリティ活動の全体像
当社グループでは、「持続的成長を続ける上で、今、注力すべき重要課題」としてマテリアリティを定義し、ステークホルダーの「期待」および「要請」に応える取り組みを推進しています。また、事業ではリーチしづらい領域における社会課題の解決への貢献をも対象とした「社会貢献活動」を展開しています。マテリアリティを実行し、社会貢献活動を推進することで、企業理念およびパーパスの実践に取り組んでいます。
サステナビリティ推進体制
キヤノンMJグループでは、サステナビリティ経営を経営計画の中核に据え、企業価値向上施策の検討を行う場として、2021年2月に「サステナビリティ推進委員会」を設置しています。サステナビリティ推進委員会における討議・決議事項は、経営の根幹に関わる重要事項であり、他委員会や部門の複数に跨る全社横断的なテーマであるため、直接取締役会が監督する体制が必要と判断し、2023年4月に経営会議傘下から取締役会傘下へと変更しました。サステナビリティに関わる重要な事項について、サステナビリティ推進委員会にて審議を行った上で、取締役会に報告し、意見や助言を求め、その後の取り組みに反映しています。
2023年はサステナビリティ推進委員会を年4回開催し、パーパスの制定・浸透施策実施のほか、マテリアリティのKPI検討・決定・進捗確認および社会貢献活動を刷新しました。
サステナビリティ推進委員会の体制
- 委員長
- 代表取締役社長
- 副委員長
- 企画担当役員
- 委員
- 取締役、ビジネスユニット長、関連部門責任者
サステナビリティ推進委員会の主な取り組み
2021年
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サステナビリティ推進委員会
発足
- サステナビリティ経営骨子決定
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環境ビジョン2050・2030年
中期環境目標・環境方針の策定
- TCFD賛同
2022年
- マテリアリティの決定
- パーパスの本格討議
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マテリアリティのKPI検討・決定・進捗確認
人権方針周知のためのeラーニングの実施
カーボンニュートラル実現に向けた体制整備
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各種ESGイニシアティブへの加入検討・決定
- ブランド戦略委員会との合同開催開始
2023年
- 取締役会傘下に変更
- パーパスの制定
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マテリアリティのKPI検討・決定・進捗確認
人権における優先テーマの特定
環境目標アップデート検討 - 社会貢献活動の刷新
2024年(予定)
- パーパス浸透策展開
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マテリアリティのKPI検討・決定・進捗確認
人的資本におけるKPI策定と実行
サプライヤーアンケート、エンゲージメントの実行
- 社会貢献における新規活動開始