ANAの非対面・非接触型「フラッパー付き自動ゲート」システムを構築~新型コロナウイルス対策に向け空港業務のDXを支援~
2021年5月27日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長: 足立正親、以下キヤノンMJ)は、全日本空輸株式会社(代表取締役社長: 平子裕志、以下ANA)とともに、非対面・非接触型「フラッパー付き自動ゲート」システムを構築し、5月11日より稼働しました。本システムにより、空港業務の自動化・省人化による生産性の向上を実現し、新型コロナウイルス感染予防対策「ANA Care Promise」※1の取り組みを支援します。
キヤノンMJ は、今後も業種・業務に特化したデジタルソリューションの提供を強化し、お客さまの様々な業務のDXを支援していきます。
「フラッパー付き自動ゲート」(提供元:ANA)
システムイメージ図
新型コロナウイルス感染拡大に伴い「非対面・非接触」に対するニーズが高まる中、ANAとキヤノンMJは、国内線保安検査場に「フラッパー付き自動ゲート」システムを構築し、5月11日より羽田空港の国内線保安検査場A、Bに導入しました。
本システムは、お客さまが保安検査場入口でバーコードまたはIC機能付きカードなどを自動読み取り機にタッチすると黄色い保安検査証が発行され、検査証を受け取った後、フラッパーゲートが自動的に開く仕組みです。導入以前は、係員によりバーコードまたはIC機能付きカードなどの確認を行っていましたが、「セルフ化」することにより対面・接触回数を減らし、安全・安心な旅を提供できます。
キヤノンMJは、ネットワークカメラと画像解析ソリューション「Vision Edition」を活用し、お客さまが非対面で効率よく保安検査場へ入場できるシステムを構築しました。
自動読み取り機にかざした情報をもとに、3色のLEDにより識別・判定した結果と、保安検査証の受領結果をネットワークカメラで撮影し画像解析をすることで、フラッパーゲートを開閉させます。キヤノン独自の映像技術やノウハウにより、精度の高い画像情報を「Vision Edition」で画像解析し判定することで、スムーズで効率的なオペレーションと不正侵入へのセキュリティ強化を実現しました。本システムは、現状の自動読み取り機を一切改修することなくシステム移行を行ったため、短期間に低コストでシステムを構築できました。
キヤノンMJは、これまで、金融機関や製造業、流通・サービス業などの大手企業を中心に業種・業務にあわせたデジタルソリューションを展開してきました。今後、映像や音声の分析・予測などの新技術と連携させたソリューションを展開し、お客さまの働き方や業務プロセスの変革を実現する様々な業務のDXを支援していきます。
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※1
「ANA Care Promise」では、ANA新型コロナウイルス感染予防対策で、「空気循環」、「衛生的で清潔な環境」における様々な取り組みを行っています。
Vision Editionの特徴
Vision Editionは、アナログメーターやバーコード読取りなど、ネットワークカメラを利用した画像解析のソリューションです。点検業務や検品業務などの作業負荷を軽減し、効率化することで工数削減を実現し、人手不足への対応とコスト削減を実現します。
ネットワークカメラの特徴
高精細なキヤノン製ネットワークカメラに加えてアクシス社のネットワークカメラも揃え、ボックス型カメラや小型カメラ、組込型カメラ、サーマルカメラなど幅広いニーズに対応したラインナップをご用意しております。
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