高画質と小型化を両立した業務用4Kビデオカメラ“XF605”を発売 AF・通信機能の強化や操作性の拡充により幅広い撮影シーンに対応
2021年8月18日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンは、ズーム/フォーカス/アイリスの独立3本リングを搭載した業務用ビデオカメラ「XF」シリーズの新製品として、1.0型CMOSセンサーを搭載し、4K/60P/4:2:2/10bit/HDRの映像をSDカードに記録可能な“XF605”を2021年10月下旬に発売します。
おもな特長
“XF605”は、業務用ビデオカメラ「XF」シリーズのフラッグシップモデル「XF705」(2018年11月発売)と同等の高画質を備えながら、小型化による機動性向上を実現しています。さらに、AF機能やネットワーク連携機能の強化により、即時性が求められる報道に加え、機動性が求められるワンマンでのドキュメンタリーやインタビュー撮影など幅広いシーン、撮影スタイルに対応します。
高画質な映像撮影と小型化を両立
優れた光学性能を持つ「L(Luxury)レンズ」、1.0型CMOSセンサー、映像処理プラットフォーム「DIGIC DV7」の搭載により、4K/60P/4:2:2/10bit/HDRの高画質な映像に加え、フルHD撮影時は最大120Pのハイフレームレート動画が撮影可能です。さらに、「XF705」と比較して、質量25%以上(600g以上)の軽量化と全長・高さ10%以上の小型化を実現し、高画質と機動性を生かした撮影が可能です。
快適な撮影を実現する多彩なAF機能と操作性
各画素が撮像と位相差AFを兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」により、高速・高精度なAFが可能です※1。また、業務用ビデオカメラ「XF」シリーズで初めて、瞳検出と頭部検出を搭載し、従来の顔検出に加え、より高精度で安定した被写体検出・追尾を実現します。さらに、タッチパネルでのメニュー操作対応と再生モードでの操作拡充により、直感的な操作を実現します。
撮影ワークフローをサポートするネットワーク連携
新たに公開するiOS専用のモバイルアプリ“CTM※2”を使用することにより、“XF605”と有線※3/無線接続したiOS端末に、撮影した動画やメタデータを取り込み、放送局などのサーバーへFTP転送することができ、放送までのワークフローを高速化・効率化することができます。
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※1
測距エリアは、画面の最大約 80%(縦)×約80%(横)の範囲。
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※2
Content Transfer Mobileの略。2021年10月下旬に有償で公開予定。対応機種は今後順次拡大する予定。
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※3
有線接続の場合は、通信に対応したUSBケーブルが別途必要。
業務用ビデオカメラの市場動向
日本では2018年12月より新4K8K衛星放送が開始し、他の先進国でも4K放送の実用化に向けた取り組みが始まっています。また、映像コンテンツの制作現場では、高画質に加えたさらなる付加価値として、ワークフローを効率化・省人化するネットワーク連携や、機動性を強化したカメラへのニーズが高まっています。(キヤノン調べ)
提供価格・発売予定日
- 商品名
- XF605
- 価格
- オープン価格
- 発売日
- 2021年10月下旬
関連情報
- 商品紹介ページ
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