このページの本文へ

CINEMA EOS SYSTEMにRFマウントを採用した「RFシネマレンズ」が誕生高い光学性能と豊かな映像表現が可能な「PRIME Lens」シリーズ7機種を発売

2023年9月13日

キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社



キヤノンは、CINEMA EOS SYSTEMにRFマウントを採用した「RFシネマレンズ」を新たに展開します。新製品として、フルマニュアル仕様の単焦点レンズ「PRIME Lens」シリーズ 7機種を、2024年1月下旬より順次発売します。

RFマウント対応の単焦点レンズシリーズ7機種
EOS C70との組み合わせ(装着レンズ:CN-R85mm T1.3 L F)

新製品は、シネマレンズとして初のRFマウントを採用したフルマニュアル仕様の単焦点レンズです。4K・8Kカメラに対応する高い光学性能とシネマスタイルに適した操作性に加え、RFマウントによる通信機能を兼ね備えています。新たに投入した「RFシネマレンズ」を皮切りに、今後、RFマウント対応の映像制作機器のラインアップを拡充し、映画・ドラマ・テレビCMをはじめとするプロの映像制作現場のニーズに応えていきます。

おもな特長

シネマレンズ初のRFマウントを採用

新製品の7機種(焦点距離:14/20/24/35/50/85/135mm)は、RFマウントを採用したデジタルシネマカメラ「EOS C70(2020年11月発売)」と「EOS R5 C※1(2022年3月発売)」に対応したレンズです。RFマウントの通信プロトコルに対応し、従来機種※2と同様に倍率色収差補正・周辺光量補正・デュアルピクセルフォーカスガイドがカメラ側で行えるほか、新たに歪曲収差補正も実現しています。これにより、撮影現場だけでなく、撮影後の編集作業においても効率的な映像制作を支援します

4K・8Kカメラに対応する高い光学性能と単焦点レンズならではの柔らかな映像表現

新製品は、大口径非球面レンズや異常分散ガラスを用いたレンズを最適配置することにより、4K・8Kカメラに対応する高い光学性能を実現しています。また、フルサイズ・ラージフォーマットセンサー対応と明るいT値※3の実現、11枚の絞り羽根の採用により、浅い被写体深度と円形に近い自然なボケ表現や柔らかな映像表現が可能です。さらに、シリーズ共通でカラーバランスを統一しているため、同一シーンの撮影でレンズ交換を行う際に色味の調整などの手間を軽減できます。

プロの映像制作に適した操作性・デザイン

操作リングに適度なトルク感を持たせることで、シネマ撮影に求められる緻密かつ粘りのある操作性を実現しています。また、シリーズ共通設計により、全機種間で操作リングのギア位置や前玉径、回転角(操作角度)などを統一しているため、マットボックスや外付けのフォーカス調整用アクセサリーなどの取り付け位置を、機種ごとに調整する必要なくスムーズなレンズ交換が行えます。マウント付近には手になじみやすいローレット加工を追加することで、レンズ着脱時に操作リングを持つことなく確実な保持が可能です。

  • ※1
    「EOS R5 C」は、「VIDEOモード」時のみの性能保証です。
  • ※2
    EFマウント対応の「PRIME Lens」シリーズ。
  • ※3
    F値がレンズの焦点距離と口径から割り出される明るさの理論値であるのに対し、T値はF値にガラスの透過率を含めた値で、シネマレンズの明るさは一般的にT値で表記されます。

提供価格・発売予定日

製品名・発売日
CN-R14mm T3.1 L F・2024年2月下旬
CN-R20mm T1.5 L F・2024年3月下旬
CN-R24mm T1.5 L F・2024年1月下旬
CN-R35mm T1.5 L F・2024年1月下旬
CN-R50mm T1.3 L F・2024年1月下旬
CN-R85mm T1.3 L F・2024年1月下旬
CN-R135mm T2.2 L F・2024年4月下旬
希望小売価格
オープン価格

関連情報

製品紹介ページ
製品の詳しい情報、仕様については、下記からご確認ください。

お問い合わせ

このニュースリリースの内容に関して、以下の窓口にて、お問い合わせを承ります。

お客さまからのお問い合わせ先

お客様相談センター
電話番号:0570-07-0032
  • 受付時間:平日 9時00分~17時00分(土日祝休日と年末年始弊社休業日は休ませていただきます。)
  • おかけ間違いが大変多くなっております。番号を今一度ご確認の上おかけください。

報道関係者の方からのお問い合わせ先

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 広報部
報道関係者の方からのお問い合わせは、下記リンク先よりお問い合わせください。

画像ダウンロード

本ページに掲載されている画像、文書、その他データの著作権はニュースリリース発行元に帰属します。

また、報道用途以外の商用利用(宣伝、マーケティング、商品化を含む)において、無断で複製、転載することは、著作権者の権利の侵害となります。