高速印刷とコンパクト設計を兼ね備え高生産性を実現キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ製コントローラー搭載のミヤコシ製1200dpiモノクロ輪転インクジェットプリンター“MJP20JXR”を発売

キヤノンマーケティングジャパン株式会社（代表取締役社長：足立正親、以下キヤノンMJ）とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社（代表取締役社長：上田克己、以下キヤノンPPS）は、株式会社ミヤコシ（代表取締役社長：宮腰亨、以下ミヤコシ）製の1200dpi モノクロ輪転インクジェットプリンター“MJP20JXR”を2023年10月4日より発売します。“MJP20JXR”は印刷速度160m／分、横幅6.5m設置面積11.72m²のコンパクト設計により高生産性を実現しました。またキヤノンPPS製のコントローラーの搭載により、直感的なジョブ管理とプリンター操作を実現し円滑な業務の遂行をサポートします。

国内印刷市場では、多品種少量印刷やオンデマンド印刷の需要の高まりを受けて、プリンターのデジタル化が進んでいます。中でもDPS（データプリントサービス）市場では、請求書やダイレクトメールなどに、顧客ごとに必要な情報を出力するバリアブル印刷に対応するため、デジタル印刷への移行が不可欠となっています。一方で印刷現場では、コストや設置面積の優位性から、モノクロインクジェットプリンターのニーズが依然存在しています。

こうした課題やニーズに対応するため、キヤノンMJはミヤコシ製モノクロ輪転インクジェットプリンター“MJP20JXR”を2023年10月4日より発売します。“MJP20JXR”は省スペース・高生産性を実現し、さらにキヤノンPPS製コントローラーの搭載により操作性を向上したことで、現場のニーズに即した製品仕様を実現しています。

1台の印刷ユニットで両面印刷に対応したことにより、プリンター本体の横幅は6.5m、設置面積11.72ｍ²のコンパクト設計を実現しました。これにより、空いたスペースへの設備追加など、限られた印刷現場の効率的な運用を通じて、生産力の向上に貢献します。

近赤外線を用いたIRヒーターを採用した新乾燥システムの導入により、乾燥効率が向上したことで、印刷速度が160m／分と高生産性を実現しました。高速印刷によりプリンターの稼働時間を短縮することで、省エネにも貢献します。さらに用紙に接触せず乾燥させることで、用紙へのダメージを軽減します。

“MJP20JXR”に搭載しているキヤノンPPS製のコントローラーは、印刷現場の意見をもとに設計しました。ボタンを少なく文字のサイズを最適化することで、直感的なジョブ管理とプリンター操作を実現し、円滑な業務の遂行をサポートします。また、印刷と検査が連動する検査装置とのシームレスな連携を実現しました。さらに、SX データなど従来形式のデータフォーマットをPDFに変換するプリントマネジメントシステム「Connect Works Manager（コネクト ワークス マネージャー）」と連携することにより、DPS特有のデータへの対応を強化し、印刷業務範囲の拡大に貢献します。

キヤノンMJとキヤノンPPSは、省スペースかつ高生産性、そして優れた操作性を実現する“MJP20JXR”により、お客さまの印刷ビジネス拡大をサポートします。今後3年間で20台の販売をめざします。

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