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4Kリモートカメラシステム向けの新ファームウエアとアプリケーションを一斉提供映像制作からウェブ会議まで利便性を向上

2024年6月11日

キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社


キヤノンは、4Kリモートカメラ※1とリモートカメラコントローラー※2向けに、自動追尾などの機能・性能の向上を図るファームウエアの無償提供を2024年7月中旬に開始します。同時に、「自動追尾アプリケーション RA-AT001」(2023年4月発売)をはじめとした各種アプリケーション※3のアップデート版の提供を開始します。

バージョンアップの対象となるリモートカメラシステム

キヤノンは、4Kリモートカメラ、専用コントローラーのほか、用途に応じてカメラに機能を追加できるアプリケーションなどを展開し、リモートカメラシステムの製品ラインアップを強化しています。今回、システム全体でファームウエアおよびアプリケーションのバージョンアップを行い、各種機能・性能の向上を図ることで、映像制作現場の効率化・省人化や、ウェブ会議・講義配信などの映像コミュニケーションを支援します。

おもな特長

追従性能・動作品位・操作性の高い自動追尾を実現

「自動追尾アプリケーション RA-AT001」において、追尾対象の人物が他の人物と交錯(横切り/すれ違い)した場合も、他の人物に乗り移らずに追尾対象を追従し続ける性能を向上します。また、追尾中の動き出しと止まり際をよりなめらかで自然な動作に近づけています。加えて、コントローラーから自動追尾の詳細設定が可能になり、PCを使用しない運用にも対応します。なお、より幅広いユーザーに利用していただけるよう、「自動追尾アプリケーション RA-AT001」の基本機能※4については、無償提供を開始します。

USBカメラ機能での映像出力フレームレートを向上

リモートカメラ「CR-N300」、「CR-N100」は、USB通信の標準規格「UVC(USB Video Class)」に対応しており、USBケーブルでPCと接続するだけでウェブ会議用のカメラとして使用することができます。出力フレームレートを、従来対応していた最大FHD12.5fpsから最大FHD30fpsに向上し、高品位な映像配信を実現します。出力フォーマットは、Motion JPEG形式に加えて、撮影後の画像処理などがしやすいYUV形式にも新たに対応し、さまざまなウェブ会議に活用できます。

コントローラーのタッチパネル表示や外部出力機能を拡充

リモートカメラコントローラー「RC-IP1000」のタッチパネル上に、カメラに登録されたプリセット/トレース機能のサムネイル画像が表示可能になります。サムネイル画像を見ながら機能を呼び出せるため、操作ミスを低減し、直感的な制御ができます。また、タッチパネル上に表示できる最大9台分のカメラ映像を、SDIおよびHDMIで外部モニターに出力可能になります。大画面でマルチ表示画面を確認しながら制御ができるなど、現場での運用性を向上します。

  • ※1
    対象機種は、「CR-N700」(2022年12月発売)、「CR-N500」(2021年5月発売)、「CR-N300」(2021年6月発売)、「CR-N100」(2023年11月発売)、「CR-X300」(2022年2月発売)。
  • ※2
    対象機種は、「RC-IP1000」(2023年12月発売)。
  • ※3
    「自動ループアプリケーション RA-AL001」(2023年4月発売)、「リモートカメラコントロールアプリ」(2021年5月無償提供開始)。
  • ※4
    有償アプリケーションと比べて、設定可能な構図などに制限があります。詳細はホームページをご確認ください。

関連情報

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