社内外の挑戦者とともに新しい価値の創出をめざす「spark.me アクセラレーションプログラム」を開始
2024年9月17日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、スタートアップ企業や社内起業家とともに新しい価値の創出をめざす「spark.me(スパークミー)アクセラレーションプログラム」の募集を、2024年10月8日より開始します。これまでキヤノンMJグループ社員を対象に行ってきた社内起業プログラムに、スタートアップ企業とのアクセラレーションプログラムを統合し、社内外の挑戦者とともに新たな価値の創造を目指します。
キヤノンMJグループは、新規事業の創造に積極的に取り組んでおり、2016年よりベンチャー企業から革新的な技術やサービスを公募する「ベンチャー協業イノベーションプログラム」を実施してきました。2024年には、未来志向で社会課題を解決するために新規事業の創出に取り組む専門組織「R&B(Research & Business Development)推進センター」の立ち上げ、およびコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」の設立などを通じて、最先端技術やビジネスアイデアを持つスタートアップ企業とのオープンイノベーションを加速させています。
また、社内におけるイノベーション人材の育成にも取り組んでおり、キヤノンMJグループ社内起業プログラム「Canon i Program(キヤノン アイ プログラム)」を2017年より実施しています。有志の社員でチームを結成し、審査を通過したチームは事業創出の専門知識を有する社員が事業開発アクセラレーター※1として伴走し、事業化への取り組みを行ってきました。
このたびスタートする「spark.meアクセラレーションプログラム」は、これまで培ってきた社内起業プログラムのノウハウを活かし、対象を社員とスタートアップ企業へ広げ、新たな価値創造を目指すプログラムです。募集テーマは、(1)ヘルスケア・医療(2)レジリエンス(3)カルチャー・テクノロジー(4)地方創生の4つを予定しています。
スタートアップ企業を対象としたプログラムでは、キヤノンMJの持つリソースを活用し、最先端の技術やプロダクトを有するスタートアップ企業の成長やビジネスの加速を支援します。一次選考後にアクセラレーション期間を3カ月設け、事業開発アクセラレーターに加え、自ら本質的な課題を発見して解決策を考えるデザイン思考力に秀でた社員を今回新たにプロモーター※2として選出し、スタートアップ企業と連携しながらビジネスの成長の加速を支援します。具体的には事業開発アクセラレーターが各プロセスにおけるアクションアイテムの明確化や思考の整理、方向付けなどをサポートし、プロモーターは自業務の知識や経験をもとに、協業策の検討や事業検証のサポートを行います。キヤノンMJは最終選考で採択されたスタートアップ企業に対し、プロダクト開発のサポートや出資を検討していきます。
またこのたび、「spark.meアクセラレーションプログラム」の説明会を、10月8日に麻布台ヒルズ(東京都港区)の「Tokyo Venture Capital Hub」とオンラインで同時開催します。
なお本プログラムの最終選考は2025年3月に予定しており、事業案の採択を行います。
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※1
社内起業プログラムや他社との共創プロジェクト等に伴走するなど、事業開発の加速・成功確率の向上を図る専門人材。出資しているベンチャーキャピタルのキャピタリストとしてスタートアップ支援を行うなど、 社内外のさまざまな案件に携わることでスキルを磨き、ゼロからイチを創り出すナレッジを有している。
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※2
スタートアップ企業とキヤノンMJとの共創・協業の可能性をともに検討するキヤノンMJのイノベーション人材。高いデザイン思考力やチャレンジ精神、自業務に関する専門知識などを有している。
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