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北区立王子第一小学校校舎の思い出プロジェクト 実施事例

2018年7月3、4日に、北区立王子第一小学校にて、「校舎の思い出プロジェクト」を実施しました。

北区立王子第一小学校の先生方にお話を伺いました

小学校の歴史についてお聞かせください。

今年で創立102周年になります。
第二次世界大戦時の集団疎開や高度経済成長期なども見守ってきた学校です。
100周年が終わり、学校の歴史の節目として改築を迎えます。
地域の方の愛着も非常に強い学校です。(荒木校長先生)

「校舎の思い出プロジェクト」を行うことになったきっかけについてお聞かせください。

既に区内の別の小学校で実施した例があり、非常に良い取組みだと評価が高いことを聞いていました。

改築前の思い出づくりとなる全校活動として何か出来ないか検討をしていたので、このタイミングで在籍している児童だからこそ出来る経験をさせてあげたいと考えていました。(久慈副校長先生)

「校舎の思い出プロジェクト」のサポートプログラムはいかがでしたでしょうか。

カメラの貸出や写真教室の開催などありがたかったです。

子どもたちの作品制作の過程や取組みの様子を写真で残すことでより価値の高い活動になりました。

またぺんてる、キヤノンマーケティングジャパンの皆さまに計画段階から関わってもらえた事が大変助かりました。(丹野先生)

特に印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。

子どもたちがここまで夢中になり、楽しんでくれるとは予想してませんでした(荒木校長先生)


「校舎に描いて本当にいいいの?!」という表情で楽しく活動していた子どもたちの様子が微笑ましかったです(久慈副校長先生)


子どもたちだけではなく、保護者や地域の方々も熱心に取組みを楽しんでもらえてたことです(丹野先生)

学校の壁という本来描いてはいけない場所に、初めて子供たちが描いていくときはどのような反応でしたか。

おもいっきりだったり、恐る恐るだったり一人一人の個性がとてもよく出ていると感じました。慣れてくると大胆に楽しそうに描いていました。(久慈副校長先生)

子供たちが撮影した写真(or 撮影しているところ)をご覧になって、いかがでしたか。

いきいきとした表情があったり、子どもならではの視点があったりして良かったです。大人との違う視点は色々な面で学ばされました。(丹野先生)

児童や保護者の皆さん、地域住民の方の反応はいかがでしたか。

大好評でした。同窓会や地域の方々、保護者にもペインティングしてもらうスペースと時間を確保して、子どもたちだけでなく、校舎に思い出を持たれている方々とともに活動できた事が出来た事は素晴らしい経験です。
改築する校舎へ悔いのないおわり(さよなら)が出来ました。(荒木校長先生)

今後、「校舎の思い出プロジェクト」を多くの小学校にて展開をしていきたいと考えております。このプロジェクトに今後期待することや、メッセージがございましたらお聞かせください。

素晴らしい取り組みです。
「校舎の思い出プロジェクト」を通し子どもたちの校舎への愛着や学校愛が大きく育つ機会となります。
絵を描いたり、写真を撮る事で校舎への思いれが、さらに深くなると思いました。
フォトブックや大判ポスターは、学校の歴史として残ります。(荒木校長先生)

その他、何かありましたら、ご自由にご記入ください。

貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

プロジェクト作品

大判プリント作品