当社グループは、1988年より、キヤノングループの理念である「共生」のもと、人・社会・自然との調和を図りながら事業を通じた社会課題解決に取り組んでおります。社会課題は複雑化、深刻化しており、持続可能な社会の実現に向けて、多様なステークホルダーとともにマーケティングの力でより広範な未来の社会課題を解決し続けていくため、2024年1月に、当社グループを象徴する表現として「未来マーケティング企業」を宣言しました。そして、変化の速度と不確実性が高まる時代においても、「未来マーケティング企業」と解決できる社会課題の幅や領域を広げ、サステナビリティ経営を推進して常に未来を見据え、社会的な存在意義を明示することで、ステークホルダーとの共創・協業をより一層進めるとともに、グループの社員の志を一つにし、社会課題解決を加速していくために、当社グループのパーパス「想いと技術をつなぎ、想像を超える未来を切り拓く」を2024年1月に制定しました。新たに制定したパーパスのもと、未来の課題にまで目を向け、既存の枠にとらわれない新たな価値の創造に果敢に挑戦し、長期的な視点でサステナビリティ経営を推進してまいります。