教育支援情報システムの提供により、
教育の質や教育現場の効率性向上に貢献
社会の情報化・グローバル化・多様化が進む中、大学をはじめとする教育機関には、さらなる価値向上に向けた施策が求められています。また、少子化に伴う大学全入時代を迎え、大学間競争や差別化など新たな課題も挙がってきています。キヤノンマーケティングジャパングループでは、数々の教育機関に対し、教育情報支援プラットホーム「in Campus Series」をコアとしたさまざまなソリューションをご提供することで、お客さまとともにこれから求められる大学づくりを支援しています。
その代表的な例として明治大学の事例を紹介します。国内でも屈指の総合私立大学であり、時代の変化に敏感な明治大学では、いち早く教育現場におけるICT活用を積極的に推し進め、2000年代初めには教育支援情報システム「Oh-o! Meijiシステム」を導入し、全学レベルでの運用を進めていました。しかしながら、時間の経過とともにシステムの肥大化やブラックボックス化などさまざまな課題が発生してきました。
こうした課題を解決する最適解として、数ある提案の中から選ばれたのがキヤノンITソリューションズの提案(後の「in Campus Series」)です。OSS(オープンソースソフトウエア)を活用した柔軟なシステムで、コスト面を抑えながら長期的に安定して維持することを可能にした同ソリューションの導入により、同校の情報基盤は大幅に改善されました。
まず、「授業で使う資料を配布・閲覧する」「学生からのレポート提出を受理する」といった基本的な機能を網羅する授業支援システムと学内ポータルがシームレスに統合されるとともに、これまでなかったグループ機能やポートフォリオ機能などが付加され、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末にも対応するようカスタマイズされました。さらに、シラバスの英語化や語学スコアの可視化など世界を視野に入れた明治大学ならではの機能も追加され、業務効率化と魅力ある大学づくりに貢献しました。
現在では、多数の大学に「in Campus Series」をご利用いただき、そのシステムの柔軟性により、教育現場の皆さまからご好評をいただいています。
キヤノンマーケティングジャパングループは今後も、グループのIT技術を活用して教育機関の皆さまを支援し、教育の質や教育現場の効率性向上に貢献していきます。
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9.産業と技術革新の基礎をつくろう
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