CVCファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を通じて
独自開発の生成AIや撮影技術でクリエイティブ制作を支援するAI modelへ出資
2024年10月30日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、グローバル・ブレイン株式会社(代表取締役社長:百合本安彦)と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を通して、独自開発の生成AIシステムや撮影技術によりAIモデルやAIタレントを生成し、テレビCMや広告をはじめECサイトやカタログなどのクリエイティブ制作を支援するAI model株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:谷口 大季、以下AI model)に出資しました。
背景
キヤノンMJグループは、未来志向で社会課題を解決するために新たな事業の創出に取り組む専門組織「R&B(Research & Business Development)推進センター」を2024年1月に立ち上げました。志を同じくするスタートアップ企業や教育機関、行政とワールドワイドにオープンイノベーションを推進し新たな価値創造に取り組んでいます。さらに、最先端の技術やビジネスアイデアを持つスタートアップ企業とのオープンイノベーションを加速するため、100億円規模のCVCファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を設立しました。
AI modelは、独自開発の生成AIシステムや撮影技術によりAIモデルやAIタレントを生成し、それを活用したテレビCMや広告、アパレル企業などが展開するECサイトやカタログなどのクリエイティブ制作から運用までを行うスタートアップ企業です。AIで生成したAIモデルやAIタレントと実撮影した商品写真などを組み合わせることで、独自性と質の高い表現を実現しながら撮影のリードタイム短縮やコスト削減、ECサイトなどの効率化に寄与するサービスを展開しています。近年では、AIタレントが出演するテレビCMの制作やAIインフルエンサーの展開まで事業の幅を広げています。
出資の目的
「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」は、Well Being(ウェルビーイング)、Business Transformation(ビジネストランスフォーメーション)の2分野を投資領域としており、今回の出資では「Work-in-Life(AIの活用による労働生産性の向上と豊かな労働環境の実現)」、「Regional Regeneration(AIの活用による地域の産業活性化)」、「Business Revitalization(既存のバリューチェーンへのAI導入による産業構造の変革)」の実現を目指しています。キヤノンMJは、AI modelのクリエイティブ制作・運用における生産性の向上やコスト削減などの課題解決に加え、AIを活用した新たなクリエイティブ表現による、これまでにない価値の創出を期待し今回の資金調達に参画しました。
本出資を通じ、AI model のAI を活用した制作技術とキヤノンMJ グループのイメージング技術やノウハウを組み合わせることで、新たなサービスを創造し社会の発展への貢献を目指します。なお、今後の事業展開については「R&B」のホームページで公開していきます。
AI model概要
- 会社概要
- AI model株式会社
- 設立日
- 2020年8月
- 所在地
- 東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー
- 代表
- 代表取締役 CEO 谷口 大季
- 事業内容
- AI生成のモデルやタレントによるソリューションの展開
Canon Marketing Japan MIRAI Fund概要
- 名称(登記名称)
-
Canon Marketing Japan MIRAI Fund(キヤノンマーケティングジャパン未来投資事業有限責任組合)
- 設立日
- 2024年1月29日
- 無限責任組合員
- グローバル・ブレイン株式会社
- 有限責任組合員
- キヤノンマーケティングジャパン株式会社
- ファンド規模
- 100億円
- 運用期間
- 10年間
- 投資対象
-
Well BeingとBusiness Transformationを実現する事業・サービスを持つ
国内外の全ステージのスタートアップ企業
Canon Marketing Japan MIRAI Fund投資領域
関連情報
詳しい情報については、下記からご確認ください。
お問い合わせ先
- R&B推進センター
- R&B推進センターのお問い合わせは、下記リンク先よりお問い合わせください。