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経営戦略

2021-2025 長期経営構想及び2022-2025 中期経営計画

当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指して、「2021-2025長期経営構想」及び「2022-2025中期経営計画」を策定いたしました。長期経営構想については、当社グループの企業理念である「共生」の考え方に基づき、事業活動を通じ社会課題を解決することが、社会と当社グループ双方の持続的な発展、いわゆるサステナビリティ経営そのものであるとした上で、策定しております。
中期経営計画については、長期経営構想における基本戦略に基づき、2025年ビジョン及び経営指標の実現に向けた実行計画として推進いたします。

  • 「共生」は1988年にキヤノングループが、文化、習慣、言語、民族などの違いを問わず、すべての人類が末永く共に生き、共に働き、幸せに暮らしていける社会をめざすとし、掲げた企業理念です。

2025年ビジョン

社会・お客さまの課題をICTと人の力で解決するプロフェッショナルな企業グループ

基本戦略

  1. 事業を通じた社会課題解決による、持続的な企業価値の向上
  2. 高収益企業グループの実現
    • ITソリューション事業を成長の中核とした事業変革
    • 顧客基盤を活かした顧客層別営業体制の強化
    • キヤノン製品事業の付加価値向上と更なる高収益化
  3. 経営資本強化による、好循環の創出
    • 人材の高度化・エンゲージメント向上による事業成長の加速
    • 戦略的事業投資による事業成長の加速

最新の資料は、投資家向けページをご覧ください。

R&B(Research&Business Development) 

当社グループはこれまでも、社会やお客さまの変化する要望に応え、新たな市場を開拓してきました。一方で、複雑化、深刻化する社会課題を解決し持続可能な社会を実現するためには、常に未来に目を向け、既存の枠にとらわれない新たな価値の創造が求められています。 このような背景からキヤノンMJグループは、マーケティングの力でより良い未来を創る「未来マーケティング企業」を宣言し、キヤノンMJグループのパーパス「想いと技術をつなぎ、想像を超える未来を切り拓く」を制定しました。

そしてキヤノンMJは、パーパスの実現に向けた具体的な取り組みとして、未来志向で社会課題を解決するために、新たな事業の創出に取り組む「R&B(Research & Business Development)」機能の専門組織「R&B推進センター」を立ち上げました。志を同じくするスタートアップ企業や教育機関、行政とワールドワイドにオープンイノベーションを推進し新たな価値創造に取り組みます。
さらに、「R&B」の取り組みとして、最先端の技術やビジネスアイデアを持つスタートアップ企業とのオープンイノベーションを加速するため、100億円規模のCVCファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を設立しました。投資領域は、Well Being、Business Transformationの2分野としています。