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雲編 写真でまなぼう!生きもの・自然の“ふしぎ”

生きものや自然の“ふしぎ”を探しに行こう!面白い発見ができるかな?

「晴れ」と「くもり」はどうやって判断するの?

みんなは空を見て、「晴れ」「くもり」をどのように判断しているかな。雲の観測は雲の量が全体の1割以下なら「快晴」で、8割以下なら「晴れ」、9割以上なら「くもり」といっていたりするんだよ。

快晴(雲の量が1割以下)
晴れ(雲の量が8割以下)
くもり(雲の量が9割以上)

雲にはどんな種類があるのかな?

雲の種類は細かく分けて10種類もあるんだって。そこで今回は10種類の雲の名前や特徴を学んでみよう!

高い空にある雲(上空5000m~13000m程)

01
すじ雲

巻雲。空の一番高いところに現れる雲で、白く細長い筋を描くようだね。空が高いと感じる晴れた日の雲だよ。

02
うす雲・かすみ雲

巻層雲。高い空一面にベールに覆われたようなうすい雲がかかるんだ。太陽の周りに丸い輪が現れる事もあるよ。

03
うろこ雲・いわし雲

巻積雲。雲の形がうろこに似ているね。天気が良い状態で、秋口によく見ることができるよ。

中間の空にある雲(上空2000m~7000m程)

04
ひつじ雲

高積雲。空のなかにひつじが沢山いるように見えるね。1~2日後に雨が降る確率が高くなるよ。

05
おぼろ雲

高層雲。空一面に少し厚い雲がかかるよ。写真では、上におぼろ雲、ひつじ雲があるよ。

06
あま雲・ゆき雲

乱層雲。天気が悪い時の雲で、雨や雪が降ってくることがあるよ。

低い空にある雲(地上付近~2000m程)

07
わた雲

積雲。おいしそうなわた菓子が空の上にぽっかりと浮かぶようだね。晴れの日の代表的な雲だよ。

08
くもり雲・うね雲

層積雲。少し厚めの雲で、くもりを代表する灰色の雲だよ。雨が降る確率はすくないんだよ。

09
きり雲

層雲。山の谷間などによく現れる、きりの雲だよ。
きりが上がってくると天気が回復してくることがあるよ。

低い空~高い空まで発達する雲(地上付近~16000m程)

10
入道雲・雷雲

積雲が発達すると飛行機が飛ぶ上空までそびえ立つ積乱雲となるんだ。雷や激しい雨になることがあるよ。

撮影ワンポイントアドバイス ~撮影してみよう~

  • 雲の撮影に適したカメラ
    雲を撮影する時に適しているカメラはいつも身につけて持っていける小さなコンパクトデジタルカメラがあると便利だよ。空を見上げて変わった雲があったら直ぐに撮影出来るからだよ。
  • 雲の撮影ポイント
    いつも空を見上げて雲を観察する事だよ。また、天気予報をみて天気に興味を持つことも必要だね。そうすれば明日の天気の予測などの他にも虹や夕焼けなども撮影できるよ。

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