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キヤノンのカーボン・オフセットの取り組み

カーボン・オフセット導入の目的と歩み

目的

  • 地球温暖化防止への貢献
    国が認証するJ-クレジット制度を積極的に活用することで、社会全体のCO₂削減活動(森林保全や中小企業等の省エネ活動)を支援し、温暖化対策に貢献することができます。
  • 自社の製品・サービスの更なる環境付加価値の向上
    製品のエネルギー消費量が技術によって大幅に削減され、環境負荷も低減されてきました。
    カーボン・オフセットの導入が、技術開発への取り組みだけでなく、新たな環境付加価値の向上につながります。

カーボン・オフセット導入の歩み

製品のカーボン・オフセットを実施するためには、製品ライフサイクル全体で排出するCO₂の量を正確に把握できていることが前提になりますが、キヤノンは1992年からライフサイクルアセスメントという手法を用いてその取り組みを開始していました。現在ではオフィス向け複合機の全機種(※一部インクジェット複合機を除く)において「CO₂の見える化」つまり、「排出量の把握」を実現しており、カーボンフットプリント宣言認定を取得し、その情報を公開しています。このノウハウを生かし、製品ライフサイクル全体で排出するCO₂をオフセットすることが可能となりました。

導入している制度・仕組み

キヤノンのカーボン・オフセットでは、以下の制度・仕組みを導入しています。

<CO₂の排出量の把握>

カーボンフットプリント(CFP)
製品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルまでの製品ライフサイクル全体における環境に及ぼす影響を定量的に「見える化」する仕組みとして、CFPを導入しています。CFPは、Carbon Footprint of Productsの略称で、製品のライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO₂に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する仕組みです。

<カーボン・オフセット製品の認証>

カーボンフットプリントを活用したカーボン・オフセット制度(どんぐり制度)
カーボン・オフセットの対象製品の認証は、経済産業省が推進している「CFPを活用したカーボン・オフセット制度」を活用しています。

<カーボン・オフセットの実施>

J―クレジット制度
カーボン・オフセットの実施は、J―クレジット制度を通じて実施しています。J―クレジット制度は、温室効果ガスの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する制度です。無形であるCO₂削減・吸収をクレジット化することで市場取引が可能となります。

キヤノンのカーボン・オフセット製品

オフィス向け複合機でのカーボン・オフセット

社会全体のCO2削減活動(森林保全や企業などの省エネ活動)を支援し、気候変動の防止に貢献するために、オフィス向け複合機と一部のプロダクションプリンターの製品ライフサイクル全体で排出するCO2について、カーボン・オフセット※1を行う仕組みをご用意しています。

詳細につきましては担当営業にお問合せください。

  • ※1
    カーボン・オフセットとは、自らの温室効果ガス排出量のうち、削減努力をし、それでも削減できない量を他の場所での排出削減・吸収量で埋め合わせ(オフセット)する取り組みです。

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