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ICTと人の力でつくる「共生」の未来

企業理念に『共生』を掲げるキヤノンマーケティングジャパングループ。『共生』の理念を根幹に据え、過去に捉われず新しい価値を追求し、解決できる社会課題の領域を広げている。同社の強みであるICT(情報通信技術)と、それを支える「人の力」について足立社長に聞いた。

日本経済新聞広告企画連動コンテンツ (4月8日朝刊)

独自の強みで課題解決

キヤノングループの企業理念は「共生」です。当社も、共生に根ざした事業を通じて社会課題を解決し、また持続的な企業価値向上に向けたサステナビリティ経営を推進しています。今年1月に発表した2022—2025中期経営計画では、長年培ってきたイメージング技術にITソリューションを組み合わせることで、企業が抱える様々な課題を解決するにとどまらず、安心安全な社会の実現や、地域の活性化などにも貢献する方針を掲げました。25年までの長期ビジョンを「社会・お客さまの課題をICTと人の力で解決するプロフェッショナルな企業グループ」としているのもそんな意図からです。
私たちの強みは、グループ全体で約4,000人に上るSEが担うシステム構築力です。またBtoCからBtoBまで、あるいは大手から中小までの幅広い顧客基盤を有しながら、お客さまも自覚していない深いニーズを察知して付加価値の高いビジネスを展開していることです。例えば「数理技術」は当社グループ独自の強みの1つ。この技術を生かしてロジスティクス分野では配送の最適化シミュレーションを実施し、効率化によるコスト削減策を提案しています。食品メーカーに対しては需要予測に基づき在庫補充計画や需要計画の策定を支援することで、ホワイト物流や食品ロスといった社会課題解決にも貢献します。また中小のお客さまには、特に関心が高いセキュリティ領域を中心に最適なIT機器の選定・導入から保守・運用対応までをフルサポート。中小企業のIT人材不足という課題を解決します。
当社グループならではの社会課題解決を今後も積極的に推進していきます。

  • キヤノンの企業理念は、「共生」です。私たちは、この理念のもと、すべての人類が末永く共に生き、共に働き、幸せに暮らしていける社会をめざしています。

大切なのは人のチカラ

これまで私たちは多くのお客さまと信頼関係の構築に努めてきました。その前提があるからこそご提供できる価値があると考えています。裏を返せば技術だけでは解決できない領域があるとも言えます。また昨今の社会課題は非常に複雑で、未来を見通すことも困難です。
そこで重要になるのが「人の力」です。例えば、当社の組織体制はグループ会社であるキヤノンITソリューションズ、キヤノンシステムアンドサポート等の人員もあわせて、お客さまの事業規模や業種ごとにビジネスユニットを編成しています。これにより多様なチャネルにおいて市場ニーズが把握でき、個々のお客さまにあわせた価値提供が可能となっています。優れたITスキルやデザイン思考、提案力、構築力、開発力などを有した人の力を束ねることで、お客さまが抱える課題を高い感度で察知し、お客さまに寄り添うことができる。こうした総合力があってこそ、課題解決に向けた提案ができる。当社グループの長期ビジョンにも「社会・お客さまの課題を『ICTと人の力で』解決する~」と明記しました。

お客さまと「共創」を

人の力がなければ、数多くある企業の中からお客さまに選ばれる存在にはなれないでしょう。当社では、ICTに精通した専門チームが営業と一体となってお客さまと向き合う活動を約30年前から行っています。業務要件をお客さまに繰り返しヒアリングさせていただき、精度の高いITソリューションに繋げています。
私たちは、大手から中小のお客さままで、ソリューションを提案しながら、メーカーとしての強みも併せ持つ稀有な企業であると自負しています。しかし製品やソリューションを「売る」だけで終わってはいけない。多様化する課題の解決には、お客さまと共に「創る」姿勢が不可欠です。そんな思いを『ICTで、あなたとつくる。』というコピーに込めました。
これからも私たちは、お客さまに寄り添い、お客さま以上にお客さまのことを考え、お客さまとともに新しい「未来」をつくっていきます。