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その他の社会貢献活動

キヤノンマーケティングジャパングループ(以下、キヤノンMJグループ)は、「社会貢献活動の基本的な考え方」に基づき、「人道・災害」「環境保全」「社会福祉」「地域社会」「教育・学術」「芸術・文化・スポーツ」などさまざまな分野で、社会貢献活動を展開しています。

人道・災害

キヤノンMJグループは、災害や貧困で苦しむ多くの方々に対して、国際機関やNPOなどを通じたさまざまな支援を行っています。

東日本大震災の復興支援

被災地域に向けてキヤノン製品の貸し出しによる防災の実証実験や文化財のレプリカを作成することによる文化財保全への協力を行っています。また、東北大学の「減災教育研究助成基金」への寄付を行いました。

災害への支援

キヤノングループは、令和6年能登半島地震の被災者支援のために社員募金の受付を実施しました。社員専用のサイトを開設し、公開後約半月で目標の300万円を達成し、現在も継続中です。集まった寄付は特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームを通じて被災者への支援活動に役立てられます。

WFP 国連世界食糧計画への支援

キヤノンMJは、飢餓と貧困の撲滅を使命として途上国で食糧支援を行うWFP (国連世界食糧計画)を支援しています。またその一環として、2008年12月からはWFPの日本公式支援窓口であるNPO法人国連WFP協会に評議員として参加しています。

社会福祉

キヤノンMJグループは、AED(自動体外式除細動器)の普及活動など、社会福祉の充実を目指しています。

AEDを使用した心肺蘇生講習

日本国内では、年間8万件以上の突然の心停止が発生しており、救命処置が間に合わずに命を落とすケースも少なくありません。キヤノンMJグループでは、社会に貢献する事業として2009年よりAEDの販売を開始しました。2010年からは従業員のインストラクターを育成し、現在、グループで約400名のインストラクターを全国に配備しております。お客さまをはじめとするステークホルダーの皆さま向けに心肺蘇生講習を実施するなど、一次救命活動の普及に取り組んでいます。
今後も、キヤノンMJグループでは「AED」と「心肺蘇生」の普及活動を行うことにより、一人でも多くの方々の「人命救助」に関わりたいと考えています。また、この活動を通じ、広く地域・社会に貢献していきます。

  • 総務省消防庁「令和4年版 救急・救助の現況」より
「心肺蘇生講習」の様子

目標
  • 公益財団法人日本AED財団が主催する「減らせ突然死プロジェクト」に呼応して、傷病者の発見から2分以内にAEDを取りに行き、5分以内に電気ショックを行なえる環境整備と適正配置を推進する。
  • AED講習受講者延べ30万人を一早く達成し、安全安心な暮らしに貢献する。 ※2021年8月にAED講習の受講者数「延べ20万人」を達成。
心肺蘇生講習 件数 人数
2020年までの実績合計 13,922件 194,721名
2021年実績 816件 8,877名
2022年実績 1,240件 12,213名
2023年実績 1,488件 16,513名
合計 17,466件 232,324名
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プリンター等の寄贈

キヤノンMJグループは、社会貢献と廃棄物削減の観点から、外装箱に擦り傷などがあるが、未開封品で、品質は問題ない製品を寄贈する活動を実施しました。
寄贈先は、休眠預金を活用し民間公益活動を行う団体を支援する「一般財団法人日本民間公益活動連携機構」を仲介して募集し、2023年度は以下の25団体にSareraレーザービームプリンター/複合機やスキャナーを寄贈いたしました。25台分の廃棄物削減につながりました。各団体様からはお礼のメッセージと共に設置後の写真を送付いただきました。キヤノンMJグループはこういった活動を通じ、広く社会に貢献していきます。

外国人ヘルプライン東海様
スキャナーが届いたことにより、品質も良いPDFで保存ができ、作業時間の短縮も可能となり大変助かっております。
今後も大切に使用してまいりたいと思います。
この度は、本当にありがとうございました。
一般社団法人わのまち様
早速設置、活用させていただいております。このプリンターは私たちの業務にとって非常に重要で、効率的な作業が可能になりました。ご厚意に心より感謝申し上げます。今後も大切に使用していきます。

寄贈先

  • 外国人ヘルプライン東海
  • 一般社団法人もも
  • LihiTerra
  • 特定非営利活動法人こだま
  • みんなのすながわプロジェクト子どもサポーター部会
  • 特定非営利活動法人宮崎県盲ろう者友の会
  • NPO法人アビィーズ
  • NPO法人多文化フリースクールちば
  • 多文化子どもエデュ niho☆nico
  • 特定非営利活動法人セブンシーズ
  • 認定特定非営利活動法人フードバンク岩手
  • 一般社団法人YOU MAKE IT
  • 一般社団法人わのまち
  • NPO法人ここ
  • 特定非営利活動法人グランアーク
  • ワールドフレンズ天草
  • 一般社団法人地域共生ライフアップ
  • 一般社団法人C-BRASSウインドオーケストラ
  • 一般社団法人家庭教育研究センターFACE
  • 特定非営利活動法人U.grandmaJapan
  • 特定非営利活動法人三段峡ー太田川流域研究会
  •  一般社団法人こども女性ネット東海
  • 一般社団法人ラシーヌ
  • 智頭町複業協同組合
  • いさやまワイワイハウス

地域社会

キヤノンMJグループの全国の事業所では、地域住民の方々とのコミュニケーションを深めるとともに、地域社会に貢献しています。

「テクノフェスタ」での地域交流:クオリサイトテクノロジーズ

「Air Hockey」ゲームの様子
「段ボール迷路」での様子

クオリサイトテクノロジーズは、「来て・見て・触って体験しよう!IT・金融の仕事に触れるチャンス」をテーマにした名護市主催のキャリア教育イベント「テクノフェスタ」への出展を今年度も予定していましたが、新型コロナウイルスの影響によりイベントが中止となったため出展を見送りました。
次年度は開催出来ることを期待しています。

芸術・文化・スポーツ

キヤノンMJグループは、芸術・文化・スポーツの振興をさまざまな形でサポートし、豊かな社会の実現に貢献していきます。

写真文化の発展に寄与する「写真甲子園」への協賛

この大会は1994年より毎年開催され、2023年で30回目を迎えました。昨年の初戦応募校数は過去最多の584校。ブロック審査会に進出した80校から本戦大会に出場できる18校が選出され、特別招聘校1校と合わせて合計19校が東川町で開催される本戦大会に進出しました。
東川町に招聘された各校の生徒は計2回の公開審査会を経て、優勝校が決まる撮影漬けの濃密な4日間を過ごしました。この協賛を通じ、高校生らしい創造性の育成や写真技術の向上と写真文化の発展に寄与するとともに、地域活性化にも貢献しています。