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「くらし・しごと・社会」を支える episode07 「くらし・しごと・社会」を支える episode07

社会を支える

ICTの活用が
新たな“学び”の形を生み出す

ICTを活用した多彩なソリューションが、
教育の質的向上と業務負担軽減を実現

グローバル化や情報通信技術の進展、少子高齢化など社会の急激な変化に伴い、教育の現場は大きな変革が求められています。
これからの教育機関は基礎的な知識の習得とともに、課題解決のために必要な思考力、多様な人間関係を構築する力などの育成が必要とされています。
また、これらを支える教職員には、新たな学びに対応できる幅広い知識とマネジメント力が求められているのです。

さらに、少子高齢化により、労働人口の減少に伴う教育現場の負荷の増大も、今後、より大きな問題となると考えられます。
実際に、政府が推進している「働き方改革」では、教職員の長時間勤務や業務負担の増大も問題として挙げられています。
常に新しい教育スタイルへの対応や教育環境の向上に向けた取り組みが求められる教育機関において、教職員の業務負荷を軽減し、教育の質的向上に専念できる環境の構築が欠かせません。

新しいテクノロジーの活用により、次世代の人材育成を支える

より質の高い教育環境の提供と、その実現に集中するための業務の効率化。これらを実現する原動力となるのがICTです。
たとえば、学生たちが主体的に解を見出していく「アクティブ・ラーニング」や、タブレット端末や動画などのコンテンツを用いた「eラーニング」は、「EduTech(教育×テクノロジー)」として注目を集めています。

また、新たなテクノロジーを活用することにより、教職員の業務負荷軽減も実現します。
学生の成績の管理・分析、さらには学生や保護者への迅速な情報発信や、学内のデバイス管理などの業務も、ICTを活用することで効率化することが可能になります。

最先端のIT環境を柔軟に構築するソリューションが、
教育の質の向上と教員の業務負担軽減をサポート

さまざまな課題を抱える教育現場に対し、私たちは、教育機関向けソリューション「in Campus Series」を提供しています。
学内に流通する情報の発信・共有ツール「Portal」や、授業で利用される「LMS(学習管理システム)」を中心とした多様なサービスのほか、学校の中に点在する端末の管理ツールなどもラインアップ。これらを学校ごとのニーズに応じて自由に組み合わせることにより、最先端のIT環境構築が可能です。

また、AIを活用した授業支援クラウドシステム「in Campus Scan」は、採点済みの手書きの英数字を読み取り、学生情報のリストと照合して採点結果を自動集計するサービスです。テストやレポートなどの集計を自動化することで、学習成果や成績の管理業務を効率化し、教員の業務負担も軽減します。

これからも私たちは、キヤノンのイメージング技術と多彩な機器を活用し、多様なニーズに応じた学習環境を構築。教育機関の価値向上を図り、教育の質を高めていきます。

学内の全ての情報の入口となる「Portal」、学習支援ツールとして国内で急速に導入が進んでいる「LMS」のほか、
学生一人ひとりの学習履歴をアーカイブする「Portfolio」などさまざまな機能を持つ「in Campus Series」。
ニーズに合わせて柔軟に組み合わせて導入できる。
  • 2019年12月掲載

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