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営業から会社の未来を描く事業戦略部門へ社員の声

井藤 拓
コンスーマ事業戦略部
2010年入社
国際教養学部卒

店舗を担当するマーケティングセールスから、社内の公募制度を利用し、
20代半ばでキヤノンUSAへの異動を経験した井藤。
彼は今コンスーマ事業戦略部で、日々経営指標や財務指標と向き合い
コンスーマ領域におけるの将来を模索しています。

2010年〜2012年

マーケティングセールス(小規模小売店担当)

コンスーマ事業部に配属され、マーケティングセールスとしてカメラ専門店や小売店を担当することになりました。お店の経営者と直接、取引条件に関する提案や交渉をする機会が多かったのですが、担当者の方々がカメラやレンズについて詳しいということもあり、カメラやレンズの構造的な話や機能などについて詳しくお話しする機会がたくさんありました。私のカメラやレンズに関する知識は、営業の時に身につけたものがベースになっています。

2012年〜2013年

マーケティングセールス(大手家電量販店担当)

担当変更に伴い、家電量販店も担当するようになりました。カメラやレンズが主な商材だった時とは異なり、家電量販店ではプリンターがよく売れます。店長や売場責任者との商談内容は、売り場や販促施策に関する話が中心ということもあり足繁くお店に通いました。他メーカーを巻き込んだ付加価値の高い販促企画など、バリエーションに富んだマーケティング施策を体験できたことは、顧客を知る上で貴重な経験だったと感じています。

2014年〜2017年

キヤノンUSA
米国市場における販売戦略立案およびカメラの商品企画

入社4年目に思い切って社内公募制度に応募したところ、希望が通りキヤノンUSAに赴任することになりました。任期は3年間で、最初の2年はアメリカ市場におけるカメラチャネル戦略、残りの1年間でアメリカ市場向けの商品企画に携わりました。とくに販売戦略では、数ある販売代理店のなかから、売上や利益率に加え、顧客の育成にも貢献している法人を選ぶという重要施策を実現できたことは、大きな自信になりましたし、何よりも自分のキャリアは自分で切り拓くという意識を育むこともできました。さまざまな事を経験することができた海外赴任にチャレンジして本当に良かったと感じています。

2017年〜

コンスーマ事業戦略部

日本に戻ってからは、コンスーマ事業戦略部で、経理やマーケティング部門と協力しながら事業部の戦略策定や予算進捗管理、中期経営計画策定や決算発表の準備などに携わっています。少子高齢化やスマートフォンの普及により、一般消費者向け製品の国内市場が縮小するなか、当社の製品を支持してくださるお客さまをいかに増やすかが大きな課題です。新たな製品を生み出すことも必要ですし、新たな販売チャネルの開拓も欠かせません。今後も、コンスーマ事業の成長に貢献していきたいと思っています。

今後のキャリアについて

コンスーマ事業戦略部の一員として、会社の成長につながる取り組みに貢献することが当面の目標です。
そのためには高い視座と広い視野で情報収集に注力する必要があります。更には、分析力や企画力にも
磨きをかける必要があります。責任ある仕事を任せていただけるよう、今後もスキルアップに努めます。