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さまざまな部署での経験を生かしITソリューションの進化を支える社員の声

高田 沙樹
ITソリューション企画部 商品企画
2010年入社
教養学部卒

ソリューションスペシャリストから、営業推進、商品企画へと
キャリアを展開するなかで視座の変化を経験した高田。
高田はいま、3つの部署で得た知見をもとに、
新たな事業の柱を打ちたてるという大きな目標に向かって走り出しています。

2011年〜2014年

金融営業本部金融SS統括部
ソリューションスペシャリスト

大手金融機関にサービスを提供する部署に配属され、ソリューションスペシャリストとしてのキャリアがはじまりました。私たちの使命は、お客さま窓口を担当するソリューションセールスや実際に導入を担当する関連会社のSEのみなさんとチームを組み、お客さまにとって最適なITソリューションを提案することです。メイン担当として1人で納品まで漕ぎ着けることができたのは、配属からおよそ1年後のこと。障がいを持つ方々が紙文書を電子化する際に利用するシステムの導入プロジェクトでした。どうすれば簡単に効率的な作業が実現できるか、お客さまと相談しながら考え抜いた努力が成果として形になる過程で、常にリーダーシップを意識して動くことや、提案と同じくらい導入後のアフターサポートにも気を配ることの大切さも知りました。

2015年〜2018年

ソリューションビジネス推進部 営業推進

2015年からはソリューションビジネス推進部に異動し、今度は営業推進としてソリューションスペシャリストの活動を支援する側に回りました。前職では、担当するお客さまの課題を解決することに集中していましたが、異動後は製造業担当の営業推進として、業界全体に共通する課題を発見し、業界のスタンダードとなりうるソリューションの開発に取り組むことが求められます。お客さまへのヒアリングを繰り返すことで仮説を立て、提案内容に磨きをかけていく過程は前職時代とさほど変わりません。しかし営業推進はお客さまの個別の課題解決にフォーカスを当てるのではなく、個別の課題から共通項を見出し汎用化するというセールスとはまったく逆のアプローチを採ります。営業推進を経験したことで仕事を捉える視野が大きく広がるのを感じました。

2019年〜

ITソリューション企画部 商品企画

現在は業種を限定せず、あらゆるお客さまを対象とした商品企画に携わっています。キヤノンが有するさまざまな製品やサービスとキヤノン製以外のソフトウェアやサービスを組み合わせて、付加価値の高い新たなソリューションをつくり上げることが主な仕事です。具体的には、協業相手となるベンダーの選定、キヤノン製以外の製品・サービスの発掘、具体的なソリューションの構築を担当しています。これまで当社は製品力を活かしたビジネスで大きな実績を上げてきました。しかし現在は、モノだけでなく、課題解決などの「コト」に重きを置いたソリューションに注力することが求められています。お客さまのご要望に応えつつキヤノンらしさを持つ新たな事業を生み出すにはどうしたらいいか、日々模索する毎日です。

今後のキャリアについて

立場が変わり視座が高まったことにより、見渡せる範囲がかなり広がりました。
今後はこれまでの経験を生かし、ソリューションの新しいカタチを
生み出していきたいと思っています