文化、言葉、価値観の壁を乗り越えて――これまでにない、新しい価値を生み出す新卒採用
国際政治経済学部卒、2010年入社
職種:企画
営業、本社部門での経営企画、経営戦略の業務を経て、立ち上がったばかりの組織で新規事業創出に向けたスタートアップ出資や産官学連携プロジェクト推進などに携わる臼井さん(仮名)。「まるで社内で転職をしたみたい」と話すほど、それぞれの役割で求められる知識や技術はさまざま。どんな場所でも常にポジティブに、自分をアップデートさせながら日々の仕事に全力で向き合う。そんな臼井さんに話を聞きました。
新卒採用募集職種上の位置付け
キヤノンMJにおける役割・ミッション
R&B(Research & Business Development)のコンセプトのもと、CVCファンドを通じた投資活動および投資先と連携したビジネス開発を担当しています。また、産官学連携を目的として、キヤノンMJが発起人として参画する一般社団法人 「WE AT(ウィーアット)」の事務局も兼務。ビジネスコンテストの企画運営やPR関連業務を担うほか、協業が見込めるスタートアップの探索と出資の検討や、出資後のPR活動、協業活動など業務は多岐にわたります。
志望動機グローバルなブランドを背負う会社で働くやりがいにひかれて
学生時代はグローバルな舞台で働くことに憧れていましたが、私が就活生だった頃はリーマンショック直後で、就職活動は厳しい状況で始まりました。そんな中、世界で通用するグローバルブランドでなら、誇りとやりがいを持って働けるのではないかと考えて、日本の中でもブランド力のあるメーカーを就職先として考えるようになったんです。キヤノンMJの面接でお会いした人たちは皆とても明るく、活気のある会社だなというのが第一印象でした。お客さま、マーケットを起点として柔軟に事業活動をしていることや、お客さまに近いところで仕事ができる点などにひかれて入社を決めました。
働き方頭を柔軟にして、ゼロベースで新しいことを考えて新規事業を創出していく
入社後にコンスーマ系プロダクトの営業を5年、本社部門である経営企画、経営戦略部門で9年働いたのち、現在はR&B推進センターで業務に当たっています。本社部門に異動になってからは、カスタマー優先の営業とはまた違った緊張感のある環境で、求められるものや働き方も大きく変わり、経営の意思決定サポートや経営メッセージの発信などを行っていました。そして今、新規事業のために立ち上がったR&B推進センターでは、いかに頭を柔軟にしてゼロから新しいことを考えられるかといった、また違った能力が必要とされています。ベンチャーキャピタルやスタートアップ、大学や大企業の新規事業開発担当者など、これまで接点がなかった方々と協働するうえでは、文化の壁、言葉の壁、価値観の壁、さまざまな障壁に難しさを感じることもあります。でも同時に、一つの環境下にずっといることで考えが凝り固まってしまっていた自分に気づくこともできました。自分の考えや価値観が本当に正しいのか、アップデートする必要があるのではないかと日々自問自答しながら、新規事業創出に向けたプロジェクトを進めています。
キヤノンMJで描くキャリアキヤノンMJをますますグローバルな会社へ! オープンイノベーションの推進を目指して
立ち上がったばかりのR&B推進センターでは今、グローバルなオープンイノベーションを実現するための枠組み作りをしているところです。スタートアップや海外エコシステム関係の方々との連携を通じて、グローバルな事業開発や新しい価値の共創を目指しています。そんなに簡単に結果が出る仕事ではないけれど、感じているのはドメスティックなものをグローバルなものに変えていく面白さ。私がキヤノンMJに入ってからこれまでに任されてきた3つの業務は、まるで社内で転職したと言えるくらい、それぞれ求められるものも得られるものも違いがあって、だからこそ大きなやりがいを感じながらここまでやってきました。これからも守りに入ることなく、年齢を重ねてもいろいろなことに足をつっこんでいけるように、常に新しいことに挑戦する気持ちを持ち続けたいと思っています。
質問(Q&A)
「キヤノンMJらしさ」ってどんな部分?
活発な意見交換がよく行われています。おしゃべりな人も多いので、社内には常に明るい雰囲気がありつつ、お客さまやその課題に対してはすごく真面目で誠実。いい意味でオンとオフがはっきりしていると感じます。
キヤノンMJに入社してイメージと違った部分は?
驚いたのは想像以上に多様な事業があり、多彩なスキルを持った社員がたくさんいること。カメラなどのコンスーマ向け商品のイメージが強かったのですが、入社してからそれはキヤノンMJの仕事のほんの一部だったということがよくわかりました。
働く上で大切にしていこうと思っている価値観や行動は?
「優先順位をつけること」。すべてのことを完璧に成し遂げることはできないのを前提として、「最大効果を得るために今何をすべきか」を考えて行動するようにしています。